伝統を守りつつ、お客さまが気軽に来られる店に ~とうふ屋尚ちゃん~ 天ノ下


ウエステ垂水地下1階、イオン垂水店食品売り場のエスカレーターを挟んだ向いに、去年12月にオープンした、「とうふ屋 尚(なお)ちゃん」。
店主の貴田尚樹さんは、長田の老舗豆腐店の孫として、子供の頃から店の手伝いを。
一時は体育教師を目指して大学まで進学したが、学業のかたわら家業を手伝ううちに、商売人として自分の店を持ちたいと思うようになり、新しいまちづくりの開発が進む垂水の地を選んだ。
「お客様と話すのが好き」と貴田さん。
豆腐のおいしい食べ方を伝えるのはもとより、何気ない会話のやりとりなど、
「そして笑顔になって帰ってもらいたい」と対面販売を大切に。
商品の名前にもそれが生かされていて、
奥さんの「性格みたいなのがわかるネーミングにしたら」という言葉から、
木綿豆腐は【頑固】しっかり固め。【わがまま】通常の木綿で、冷ややっこにも鍋にも合う
絹ごし豆腐、【素直】通常の絹ごし【甘えん坊】やわらかく甘味があって冷ややっこに最適、スタッフの子どもも離乳食として食べているそう。
もちろん、すべて国産大豆使用、1丁220円~。

口コミで広まった「豆乳クリームコロッケ280円」は、中に湯葉が入っていて食感がよく、ヘルシーということもあって、午前中にほぼ売り切れになるという。
おやつにピッタリな豆乳アンダギー1個120円をはじめ、厚揚げや揚げ出し豆腐、素直揚げなど、種類も豊富。

店頭で、かわいいネーミングも含め、選ぶのも楽しそう。
垂水では数少なくなった手作り豆腐の店として、
若い力で、どんどん楽しい店に成長していってほしい。
【Data】
垂水区天ノ下町1-1-B157
電話 078-754-5039
営業時間 10:00~19:00
不定休 (店頭にカレンダーあり)
(2024年1月現在)    (堀)

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