ちょっと隠れ家的、人気のあった「兄方」が喫茶店として復活
垂水の業務スーパーから北へ、商店街を越えてすぐ、左の脇道を少し入ったところ、
新しく生まれ変わった、「兄方」が3月6日にオープン。

通り道に、脇道への看板
それを目指して下さい
やはり お客様と接する仕事が好き
「兄方」の店名はそのままに、千鳥ヶ丘で始まり、垂水駅近くの天ノ下の古民家、レバンテ2号館、自宅と。
そこでリタイアを決めたつもりが、垂水駅近くにお気に入りの場所を見つけたのが、再開するきっかけに。
「それぞれの店は、いろいろな事情で閉店になりましたが、やはり私はお客様と接する仕事が好きなんですね」と、店主の二宮さん。
料理を作るのが好き、家具や雑貨などインテリアにもこだわり、そのくつろげる空間で、手作り料理でのおもてなしをすることを、ずっと楽しんできた。

色とりどりのコーヒーカップ。
お客様に合わせて出すとのこと
その温かい二宮さんの人柄に、店を閉めた後も、当ブログ「垂水おもちゃ箱」に問い合わせがあったほど。
「今回は、年も取ったしゆっくりと一人で店を切り盛りしていくつもり」。
そういうわけで、メニューは、コーヒー・紅茶と、軽食のみ。
昔なつかしい喫茶店、お茶の期間を楽しむ店
コーヒー、紅茶 (550円)は味だけでなく、器にも凝っている。
一番最初の千鳥が丘の店からあるメニュー、シフォンケーキは当時のまま。
きっと懐かしい思いを持つ人もいるはず。
シフォンケーキセット 1000円
甘さも控えめでふんわり、あっという間に食べてしまいそうだが、
「私も軽快に動けないので、お客様にもゆっくり、くつろぎの時間を楽しんでほしい」と、二宮さん。最近では、昔ながらの喫茶店が減って、一律のマグカップで同じようにコーヒーを提供し、客と店員の無駄話もない店が増えたが、「ちょっと寂しいですよね」。
どうしても食べたいとリクエストから生まれた「オリジナルホットサンド」
軽食は、日替わりのオリジナルホットサンドがおすすめ。
得意の料理を出せない代わりに、以前ランチで好評だったエビカツやツナをはじめ、長年培った調理のノウハウを生かした、オリジナルの具をはさむホットサンド。
ドリンク付きで1100円~1300円。
店の貸し切り
店内はカウンター5席。空間をゆったりとった奥のテーブル席は4卓。
定休日の、2時間から3時間、店内の貸し切りができる。
10名以上~20名くらいまで。
最低、おひとりさまにつき、ケーキセット(1000円)オーダー。
【Data】
垂水区陸ノ町2-29
電話 070-1816-4081
営業時間 11:00~19:00
定休日 日曜・祝日


(2025年3月現在) (堀)