優しく響く音色のハンドベル
街角のクリスマスイベントなどで、思わず足を止めて聴き入った経験のある方も多いはず。
福田こどもハンドベルは2024年1月で結成1年を迎えた。
同会を立ちあげ、指導をする高妻（こうづま）淳子さんは、ピアノ教室の先生。
かつて指導をしていた地域の小学校での音楽活動がなくなり、こどもたちが音楽を通して楽しめることをやりたい。とハンドベルの活動を始めることに。
自身のピアノ教室に通う生徒たちに声をかけ、少しずつメンバーが増えてきた。
現在は、小学3年生から6年生7人が参加している。
スタート時から参加しているせいなさん（小6）は、
「最初は簡単そう。と思ってたけどやってみると意外と難しい。でもすっごく楽しい」
これからはディズニーのいろんな曲にも挑戦したいと、やる気満々。
去年のクリスマスには老人ホームで演奏を披露、大好評を得た。
使用しているハンドベルは20音。音域が限られているので、演奏しやすいように高妻さんが楽譜の編曲も手掛けている。
練習が始まるとみんな真剣。1人ずつ担当するベルを持ち、楽譜とにらめっこ。
リズムを感じ、みんなでタイミングを合わせて曲を作っていく。
取材当日は、エーデルワイス、アリラン、みかんの花咲く丘 を聴かせてもらった。
「2回ほど練習するとたいていできるようになるんですよ」との高妻さんの言葉通り、
明らかに、演奏するごとにうまくなっている。さすがこどもは覚えがいい！
来月10日には、練習場所でもある福田コープ集会室で行われるふれあい喫茶で、ミニコンサートをする予定。
「今は6曲ほどのレパートリー。今年もどんどん楽しい曲を演奏していきたい」
キラキラしたハンドベルの音色とみんなの飛び切りの笑顔がとても印象的だった。
同会では、メンバーを募集中
練習場所：垂水福田コープ集会室２F
日時：第2・4土曜日（祝日は休み） 11時～12時
費用：月2回で500円
定員：10名
対象年齢：年長さん～小学生
☆見学・体験可能
問い合わせ：080－5365－0305（高妻さん）
（2024年2月現在） （大道）
