舞子は古くから、白砂青松の景勝地として親しまれてきましたが、明石海峡大橋の建設などによる護岸工事で、1998年に人工の浜「アジュール舞子」として生まれ変わりました。
南フランスの「コートダジュール(紺碧海岸)」を思わせる美しい砂浜、一般公募で、そこから「アジュール=青」と名付けられました。
長さ800m、幅50mの砂浜は、海水浴場としてだけでなく、岩場ではバーベキューコーナー、
春から夏にかけて、クサフグやコアジサシの産卵、ハマヒルガオの群生も見ることができます。
夏の海水浴シーズンには家族連れで来る人たちも多く、無料のシャワーブースなどもあり、岩場などでカニや小魚を獲ったり、安心して遊べます。
管理事務所近くには、「神戸らしい眺望景観50選」のうち、特に優れた10選に選ばれた目印としての「ピンホール(針穴)のサイン」が立っています。
明石海峡大橋を望むロケーションは、毎日訪れても飽きは来ない、素晴らしいものです。
(2016年8月) (堀)