見ているとなんだかほっこりする、思わず微笑んでしまうイラスト。
雑誌や絵本の挿絵、神戸ポートタワー50周年記念ロゴ、須磨水ぷくぷくサイダーのラベル、
神戸海洋博物館のポスタ―などなど。
きっとみんなが一度はどこかで目にしているたくさんのイラストを手掛けている
垂水区在住のイラストレーターありむらあやさん。
美大を卒業後、須磨水族園のイルカショーの司会や水陸両用船スプラッシュのガイド等を経て、
現在はプロのイラストレーターとして活躍を続けている。
東京の出版社に送ったイラストが編集者の目にとまり、仕事の依頼が来るようになった。
仕事が増え、東京に住むことを考えたこともあったというありむらさんだが、
「生まれ育った垂水の潮の香り、のんびりとした空気が、イラストを描くインスピレーションを与えてくれている」
そう実感してあらためて垂水への想いを強くした。
海をモチーフにしたイラストも多い。
この秋、出版社からの依頼を受けて、人物や動物など身近な題材を簡単に描ける
初心者向けのイラストガイドブック「ボールペンでイラストスタートブック」を出版した。
ありむらさんが絵を描くきっかけになったのが、おじいちゃんに送った絵ハガキ。
「喜んでくれたことがうれしくて描くことが楽しくなった」
渡す相手のことを思い浮かべて描くことで、きっと思いは伝わるはず。
絵を描くことが苦手な私だが、ありむらさんと話しているうちに、簡単なイラストを描いてみたくなってきた。
(2014年10月3日) (大道)
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