JR垂水駅西改札、南側ロータリーを南に、
国道2号線を渡り西へ、不動産屋の角をさらに南、
昔は漁師の家が並んでいた住宅地にひっそり店を構えた
ドイツパンの店、「ベッカライノイス(Bäckerei Neuss)」。
昨年12月15日にオープンしたばかり。
ドイツパンはライ麦が多く使われ、ライ麦を発酵させて作るサワー種も使うため、独特な香りと酸味が特徴。
店主の中谷さんは小学生の頃、地元垂水のパン屋の体験教室に参加、その時パン作りに魅せられた。
高校の時にその道に進むことを決意し、専門学校を経て有名店などで修業した。
特にドイツパンに惹かれ、本場ドイツへの留学を果たし、
約2年半で「パンマイスター」を目指すための、国家資格「ゲゼレ」を取得した。
「そのまま続けるより、日本で早く店を持ちたかった」と、中谷さん。
店名の「ベッカライ」とはドイツ語でパン屋、そして「ノイス」は修業した町の名だそう。
ライ麦以外にも、小麦やオートミールなど様々な穀物を使ったものもあり、かぼちゃ・ひまわりなどの種子や、フルーツ入りのパンが多いのもドイツパンの特徴。
「これからはドライフルーツや、ナッツを使った優しい甘さのパンもどんどん増やしていきたい」と中谷さん。
本場仕込みの伝統的なドイツパンが垂水で手に入るとは嬉しい。
噛めば噛むほど味わいのある、そんな店に成長していってほしい。
【Data】
垂水区宮本町1-19
インスタ baeckerei _neuss
営業時間 10:00~売り切れ次第終了
定休日 月曜・火曜 + 不定休
★ 2024年は、4日から営業。
(2024年1月現在) (堀)