占導師・せんどうし。聞きなれない言葉だが、占いの一種??
初めて聞く言葉に戸惑いつつ、取材を進めた。
化粧品会社に勤めていた聖さんは結婚後、不規則な勤務時間で夫とのすれ違いが多いことから退職した。その後レイキ、チャネリングスクールで基本を学ぶことに。実家にいるときに自分の中にある「霊」に対する強い感受性を感じていたという聖さん。学ぶうちに、人とは違う能力があるのなら、それを活かすことが自分の使命ではと思うようになった。
出産を経て1年ほど前から占導師・聖として、本格的に活動をしている。
聖さんが行う陰陽六行占術は人間を木・火・土・金・水・月の6つに大別し、タイプの違う人間同士がどのように接し、理解していくのかを陰陽術の視点から伝えるというもの。
占いというと未来が予測できるイメージがあるのだが・・・
「すべては数秘学に決まっていることで、自分に歩んできた道、これから行く道すべてに意味があることを気づかせるのが占導師の仕事」と聖さん。「決して未来が見える。のではなく、あなたにとってなるべくして起こる事ですよ。と伝える」
人はそれぞれに使命をもってこの世に生まれてきた。それ決して他人と比べるものではない。その使命に気づいて、この生き方でよかったんだという自己肯定感を持って前向きに生きる手助けをしたいと聖さんは話す。
「自己肯定ができてこそ、他人を愛することができる。 最近は他人の目や評価をあまりに気にする結果、自分を見失いう人が多い」
陰陽六行占術は、子育てや企業の人事などにも生かされているという。
それぞれが持つ性質の長所短所がわかっていれば、よりスムーズに円滑な人間関係を築くことができる。
バイオリズムがわかると安心して自分を受け入れられる
未来は、自分が歩んできた道につながっているもの。決して誰かが作るものではない。
そのことに気づいて自信をもって生きる人が増えれば、
みんながお互いにもっと優しくなれるはず。
4、5年前から行っているオラクルカードセッション 「カードから何を感じたのか。話すことで本人に気づいてもらうことから少しずつ心を開いてもらうように心がけている」
「相談に来た人が、自分自身を受けいれて自信を持つようになって前向きに変わっていくのを見られるのが何よりうれしい」
占いは裏をなくす。から転じた言葉。今の状況を伝えるだけでなく、その先をどうすればいいかを自分で考えるためのアドバイスをするのが、占術と話す聖さん。
占術は、より自分らしく生きるヒントとしての選択肢の1つなのかもしれない。
【Data】
聖さんのセッションに関する問い合わせは
instagram hijiri_sendoushi まで
(2019年12月現在) (大道)