惜しまれて今春に閉店した、「茶房 陶楽庵」。
元陶器の店「陶楽人」の店主夫妻が2011年に開店、古民家をベースに、ゆったりとくつろげるカフェとして、親しまれていた。
今回、古民家ではないが同じ場所で、再オープン。
席は12席、こじんまりとしているが、とても落ち着ける空間。
「地域の人たちが、気軽に集まって、くつろげる店を」とオーナー、
「満席になったら、ちょっと騒がしいかも」とほほ笑む。
やはり、陶器に関しては、こだわりが。
季節に合わせたコーヒー椀を、いろいろチョイス、
「店じまいの時に、思ったより多くの陶器があってびっくりした」と語る。
ゆくゆくは、片隅で陶器の販売も再開する予定だとか。
目利きで、自ら選んだ陶器を長年提供してきたオーナーの、恩恵に預かる日が待ち遠しい。
(2019年12月現在) (堀)