商大筋の西側道路沿い、五色山にひっそりとたたずんでいた、萩原袋物工芸店。
「職人気質」に富んだ姉弟さんで、長く切り盛りしておられた。
袋物づくりに丁寧な仕事をされていて、また古いものを素敵によみがえらせてもいただけるということで、垂水ではお世話になった人も多いはず。
バブルでモノがないがしろにされていた時も、丁寧な仕事で新作を作られるかたわら、コツコツとバックの修理や、古いものを要望に応えて新しいものに生まれ変わらせていて、常連さんも数多く。
おもちゃ箱で紹介させていただきたくて、ブログを始めたころ、取材の依頼に行きましたが断られ、私たちも常連さんの為にも、掲載は一切控えてきました。
多分お歳も80歳くらいになられたと思います。
いつもこういう形での紹介になってしまうのが残念です。
でも、いつまでも心に残していただきたいお店のひとつです。
少し時間をおいてから、今回掲載させていただきました。
(2019年12月) (堀)