左から高瀬舞さん、藤田真里杏さん、高瀬日向さん。
2018年11月11日(日)、東京で行われた『寬仁親王牌 第33回童謡こどもの歌コンクールグランプリ大会』。
全国約3500組の応募者の中、大人部門で『ほたるのふるさと』を歌って、見事金賞を勝ち取ったのは、藤田真里杏さんと、高瀬舞さん、高瀬日向さん姉妹のトリオ。
3人は垂水区を中心に活動する歌のグループ「ハーモニーフレンズ」(代表 田中久美子さん)のメンバー。
学年は違っても「歌が大好き!」 という気持ちは一緒。
今回、同コンクールに出場するため、メンバーの中で手を挙げた3人は、これまでにも垂水アンサンブルコンクール金賞や市長賞をはじめ、KOBE国際音楽コンクール最優秀賞、兵庫県高等学校独唱独奏コンクール銅賞など、数々の受賞歴を持つ実力派。
藤田さんはマリンバ演奏が得意で、普段はAAAや米津玄師などの音楽を聴く中学2年生、
歌うことがとても楽しくて「将来歌い手になりたい」そう。
「3人一緒だったので、落ち着いて歌えた、詩が伝わるよう情景を思い浮かべながら歌った」。
日向さんは、昔の童謡から現代のものまで、たくさんの童謡を歌って、よさを伝えていきたいと日々練習、
「歌はどこでも演奏できるのが魅力」、
童謡こどもの歌コンクールは小さいころからのあこがれで、テレビで見ていた舞台に、自分が立っているのが夢のようだったと語る。
普段は消しゴム集めにこだわる文房具大好き少女。
高校1年生の舞さんは、「歌を聴いてくださる人だけでなく、歌っている自分の心も動かされていることを感じるところが好き」。
これからも歌を大切にして、表現し発信していきたいと語る。
学校では演劇部に所属していて、自分以外の役になり、舞台に立つのも面白いと思い始めているそう。
三人三様の個性と、歌に対する思いが織りなす、「ほたるのふるさと」、同大人部門の頂点に輝いたこのあとも、
昨年12月16日にたつの市で行われた、「第1回たつので生まれた童謡コンクール」の合唱部門最優秀賞を受賞した。
歌が大好きで、実力もある3人の若い歌い手たち。
これからますますの成長が楽しみだ。
(2019年1月) (堀)