ラグビーといえば、男のスポーツ、というイメージが強い。
激しいからだのぶつかり合いやスピード感溢れる疾走、そして「ノーサイド」に代表されるジェントルマンの精神。
ところがそのラグビーに魅力を感じたママさんたちが、2年前に女性ラグビーチーム「ピンクでビルス」を結成、翌年には第13回ウエストジュニアリーグレディースの部で優勝という快挙を成し遂げた。
ピンクデビルス
「ピンクデビルス」のホームは、神戸市立塩屋小学校を拠点に活動を続けている、神戸少年ラグビークラブ。
子供たちに運動をする楽しさを知ってもらい、お互いを支えあうチームワークによる協調性など、ラグビーを通じて心身の健全な育成を目的に1998年に設立された。
メンバーは幼稚園児や小学生で、垂水区だけでなく、須磨や長田区からの参加もあり、練習日には保護者同伴で同小学校校庭に集まる。
練習風景
ピンクデビルスのメンバーはそのお母さんたち。
ラグビーはルールが難しく、最近人気が下降しているのは、それが大きな原因の一つといわれている。
「私たちも初めは難しくて全くわかりませんでした」とメンバーのひとり。
練習は、小学校低学年までは5人以下のプレー、3・4年生になると7人、5・6年生で9人と段階を踏んでいく。
子供の成長とともに親もルールを覚えていき、ラグビーの面白さがわかっていったという。
そして「気が付いたら我々自身がラグビーをすることに」。
現在メンバーは13人。
子供が違う学年、校区ということもあり、それぞれの心配事を相談したり、情報の交換などメリットも多い。
また練習に入る前に、コーチの指導でヨガを行っているのが案外人気だとか。
「子どもと一緒に練習するのも楽しいし、試合を見ていて自分のポジションが気になるなど、楽しみが増えました」。
ただ今、メンバー募集中。条件は子供も一緒に同クラブに入会すること。
【Data】
練習場所 :塩屋小学校グランド
練習日 :①毎月第2日曜日 9時00分~11時30分
②毎月第1、3、4、5日曜日13時30分~16時00分
会 費 :月額800円(4月、10月に6ヶ月分を徴収)
※会費は、傷害保険加入、連盟登録費、大会参加費、医務用品や
ラグビーボールなどの設備購入のほか、練習試合など遠征時のバスチャーター料金
など子供たちの活動の為に使われています。
代 表 者: 森田 晋司さん(塩屋あらかしクラブ事務局)
Mail: k_j_r_c@yahoo.co.jp (2013年12月現在) (堀)
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