源義経が須磨一の谷合戦前に勝利を祈願し、
見事果たしてお礼参りに詣でたと伝わる奥畑大歳神社。
子授けなどで有名なこの神社は年神さま(歳=穀 農業)を祀っています。
弓引き神事の伝承は800年とも350年とも言われているそうです。
成人の日のきのうはガンゴメの日。
氏子の十代の男子二人が古式豊かな衣装で弓を射ます。
2月の建国記念日にはガンホドキの弓引きがあります。
昔は成人を迎える氏子の長子(長男)が1年に1回、
2年続けて行ったと、以前に聞いたことがあります。
1年目は後輩として、2年目は先輩として。
こうして次の世代へと継がれてきたのでしょう。
残念ながらこの地域の人口が減り、
昔と同じというわけにはいかなくなったようですが、
弓を射る役を担うことは名誉なこととして、
今も父から子へ、子から孫へと続いています。
来月、2月11日、興味のある方はお出かけください。
(名谷町 奥畑大歳神社にて)
(2014年1月13日)(堀)
クリックお願いします
にほんブログ村
コメント