毎月第1水曜と第3土曜の午後3時半、垂水図書館の絵本コーナーでは図書館職員とボランティアグループによる絵本の読み聞かせが行われている。
3時過ぎ、読み聞かせの準備が進む中、続々とやってくる赤ちゃん連れのママ達。
絵本を選んでいた子も、少し遅れてやってきた子たちも読み聞かせが始まると、じーっと食い入るように絵本を見つめている。
水曜を担当しているのは読み聞かせボランティアグループさつき会のメンバー。
神戸市読み聞かせびと養成講座を卒業し、気の合った仲間5人で同会を立ち上げ、平成18年から垂水図書館での活動を続けている。
「季節感を大切に、子どもたちの笑顔を思い浮かべながら絵本を選んでいる」と代表の高山さん。30分間に5、6冊の絵本や紙芝居の読み聞かせと、時には手遊びをすることも。
取材の日、最後の絵本は「いるのはだあれ」。
動物の特徴のヒントを聞いてページをめくりながらみんなで動物の名前を当てていく楽しい絵本。
大きな声で次々と動物を言い当てていたのは今日初めて参加した立石みすずちゃん(小学1年)。「すごく楽しかった」と満足そう。
「どんな絵本を選べばいいのかの参考にしたい」、「子供だけでなく私自身の癒しの時間になる」とママ達にも好評だ。
優しいゆったりとした語り口調で読まれる絵本。たまには心のスイッチをオフにして、童心に返って絵本の世界に浸るのも悪くない。
おはなし会(絵本の読み聞かせや紙芝居)
日時:毎月第1水曜、第3土曜の15時半から約30分間
場所:垂水図書館絵本コーナー
垂水区日向1-5-1 レバンテ垂水2番館1階
電話:709-7712 (大道)
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