「この服、私に似合う?」「やったー、子供が欲しがってたぬいぐるみだわ」。
7月18日、会場の市営千鳥ヶ丘住宅集会所では、家庭で不要になった小物や服が並べられ、自分の欲しいものを探す人たちで大にぎわい。
主催するのは地域の人たちが集まってできた「なかよしグループ」。
2カ月に1回奇数月に、同集会所が空く日の10時から、各家庭の不用品を持ち寄って、「リサイクルの会」が開かれる。
ある人にとっては粗ごみでも、それが欲しい人もいる。その仲を取り持つのが同会。
実際、粗ごみ収集日木曜の前日である水曜に行われることが多い。
もらうだけでなく持ち込みも可能で、当日不用品を持ってきて、欲しいものを持って帰る人も。
決まりとして、まず無料ということ。そして手で持てるもの、ゴミ袋に入るくらいの大きさのもの、そして季節にあったものとしている。
「これから夏という時に、冬のコートなど欲しくないですもんね」とメンバーの山本光恵さん。
台所用品や服、靴をはじめ、家具、文具、おもちゃと、さまざまなものがところ狭しと並ぶ。時には高価な電化製品なども出されることがあり、「この日が楽しみ」という地域住民も多い。
大きな家具などは写真出展して、欲しい人がいたら相談で受け渡しをすることもある。
特に子供の服やおもちゃは、リサイクルが便利ということで、若い人の参加も多い。
ここで持ち帰ったものを、必要な間だけ使用し、その後また出品するという、リサイクルの達人もいる。
同会で顔見知りになって交流が始まる人もいて、単にリサイクルというだけでなく、地域の交流の場にもなっている。
次は9月に予定している(日にちはまだ未定)。
【Data】
場所:市営千鳥ヶ丘住宅 集会所
日時:奇数月(日にちは不定期) 10:00~
問い合わせ先:078-709-8198 西田さん (2012年7月現在) (堀)
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