今年、結成20年目を迎えた「ジュニアコーラス・ティンカーベル」。
指導の藤岡知栄美さんは元幼稚園教諭。
数々の童謡コンクールで賞を受賞、
それをきっかけに「歌のお姉さん」として、イベントやコンサートで活躍した。
「歌は楽しい時やうれしい時には幸せな気分に、
またつらい時や悲しい時は必ず助けてくれる」と藤岡さん。
子供たちに、素敵な歌と出会わせてあげたい、
また仲間と一緒に歌う楽しみを知ってもらいたい、
そんな気持ちから同会を立ち上げた。
練習曲は、童謡・唱歌や、NHKの「おかあさんといっしょ」「みんなのうた」、
小学校の教科書に載っているものから、合唱曲など。
「こだわりなく、さまざまな曲を選びます」。
また歌の練習だけでなく、
「小さい秋見つけた」では、途中「目隠し鬼」や「もず」などの歌詞の意味を、
身振り手振りで。子供たちに説明、
また稽古場をスキップやギャロップ、ダンスで横断したり、
じゃんけん徒競走をしたりと、静・動交えたテンポある展開が。
そこは元幼稚園の先生。
「体を思いっきり動かして、また交流もはかれます」
コーラスグループとしての結束だけでなく、コミュニケーション能力の向上にも効果がありそうだ。
この日は他に「気球に乗ってどこまでも」「空の端っこ」
「小さなカレンダー」などの練習が行われた。
なかでも、「テレパシーって、どんなのかな」
「宇宙人はどんなかっこう?」と、
「宇宙人のテレパシー」では、先生・団員が一緒になって、
一小節ずつ歌いながら、振付をみんなで考えた。
今年の「垂水アンサンブルコンクール」には、団員の中から4チームが結成され出場、
4チームすべてが金賞・銀賞などを受賞した。
「受賞するために精いっぱいやれたこと、そして皆のお手伝いがあったから」
と、重要なことは、みんなで頑張ったことだと藤岡さん。
元気よく歌って、元気よく動く。
みんなで歌えば、最高に楽しい!!
入団希望者は、下部添付の「団員募集」を。
(2017年9月) (堀)
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