物心がつく前から、花は家じゅうにあふれていた。
「母が花好きで、家の中も庭も、花がそこかしこにあるのが普通でした」と、
「花の教室アンジェリーク」を主宰する、にしもとゆうこさん。
花に囲まれて生活。
高校のクラブ活動では当然のように華道部に在籍、
卒業後も有名ないけばな教室に通った。
華道を続けていこうと資格を取ろうとしたが、師範から、
「免状をとるだけが道ではない」という言葉を受けた。
その頃、フラワーアレンジメントが流行りで、あこがれていたこともあり、
ヨーロッパでアレンジを勉強してきた知人に師事した。
庭にも珍しい草木がいっぱい。
やがて、有名ホテルのロビーなどを飾る大きな作品のサポートもこなすように。
数々の作品を見て、「教えて」と人づてで生徒が集まり始め、
「基本はもちろん大切だけど、家に飾る花は自分の思いを乗せることが大切」
花を活ける人の気持ちを一番大切に。
そういう気持ちが生徒に伝わり、
「誇れることは、始めて23年目の今まで生徒さんがいない時がないことと
毎年結婚式のブーケを作っていること」。
数年前大病を患い、改めて「自分にとって花とは」と考えた。
「花が、ここに活けて、という言葉に耳を傾けながら」とにしもとさん。
「この花、すてき」、「かわいい!」、
花を身近に感じ、自分の思いを乗せる。
教室では、生徒の気持ちに沿いながら、バランスをアドバイス。
フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーなどの生花だけでなく、
リアルな造花のアレンジ、アーティフィシャルフラワーなどもこなす。
これはアスパラ。野菜やハーブもさりげなく景色に溶け込む。
雑貨屋などでの販売も長く続けている。
「お花が好きな人、一緒にお花を楽しみましょう」。
【Data】
『しあわせになる 花の教室 アンジェリーク』
にしもと ゆうこ
電話 078-752-7808
個人レッスン、教室(自宅・文化センターなど) 出張授業もあり。
アレンジ、ブーケ、プリザーブドフラワーなどの相談受けます。 (2015年7月現在) (堀)
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