見ると思わず微笑んでしまうような似顔絵、つい買いたくなってしまうPOP。
垂水区在住の似顔絵&てがきPOP職人まいこんぶさん(ArtRecipe代表)は、
幼い頃から絵や書道が大好きで、中学高校時代には美術部部長を務めた。
大学卒業後、勤めた百貨店の婦人服売り場でも得意の絵を活かしてPOP描きを担当することに。
出産を機に退社した後も、以前から手掛けていた不動産屋のチラシや看板のロゴを描く仕事を続けている。
飲食店、雑貨屋さんなど行った店の商品が気に入ると、店員さんの似顔絵や、
商品のイラストを描いてメッセージを添えて、FAXや手紙で送っていたという。
「ちょっと熱すぎるファンレターですね」と照れ笑いするまいこんぶさん。
まいこんぶさんがファンレターを送り続けていたパン工房小麦庵から、
店の商品のPOPを描いてほしいと依頼があったのは1年半ほど前のこと。
「仕事に結びつくとは考えていなかった」まいこんぶさんは、
小麦庵のオーナー柏木さんからもらった本をぼろぼろになるまで読んであらためてPOPの勉強をした。
「POPのある商品は間違いなく、売れ行きがいいんですよ」とオーナーの柏木さん。
実際に食べてみて、POPでいかに美味しさを伝えるかが腕のみせどころ
「美味しいパンをもっともっとたくさんの人に知ってほしい」思いを込めて、新製品が出るたびに、新しいPOPを作っている。
できたてほやほやの新製品のPOP。オーナーの柏木さんと
また学生時代からどこに行っても「紙と鉛筆さえあれば」得意の似顔絵を描いていたまいこんぶさん。
生放送番組にはFAXで似顔絵を送り、たびたび取り上げられた。
似顔絵イベントをするといつも開始時間前から行列が出来るほどの盛況ぶり。
趣味は?好きな色は?など、その人らしさの出るワードを聞きながら、
まいこんぶさんを通してみた「その人」を描くいていく。
そうして、笑い声が聞こえてくるようないきいきした似顔絵が出来上がる。(制作時間15分~20分ほど)
イベントでは、話を聞いた後写真を撮り、それをもとに仕上げるので、じっとその場に座っていなくても大丈夫。
これだと、小さな子供が待ちきれなくてぐずる心配もない。
「似顔絵を受け取った人が喜んでくれるのが何よりうれしい」
一度似顔絵を描いてもらってはいかが?
写真とはひと味違う新たな「自分」に会えるかも
秋ごろには、色を通して自分自身を知る手がかりになるぬりえセラピーを始める予定。
※現在、似顔絵イベントができるカフェを募集中。
【Data】
問い合わせ&似顔絵依頼など詳細は
ArtRecipeまで
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