旧木下家での、樹木医さんの観察会も今回で11回目。
同家は「自然と歴史が共生する住宅」として、
修復時には、庭ももとからあった木々をそのまま、
伸びすぎたものも、元の形にできる限り戻す手入れがなされた。
樹木医の方々は、子供を見守るように木々に愛情を注ぎ、作業されている。
観察会では、三人の樹木医から、それぞれ貴重な話をうかがい、
また、同家の庭を巡りながら説明を受けた。
伸びすぎた松は枝を下方向に導く手入れがなされていたが、
最近はそれも外されて、枝の先は上向きに。
「元気」という漢字の「ハネ」の部分は、この枝の状態を表しているそう。
木々や草花が活き活きしていると、私たちもそこから恩恵を受ける。
「自然との共生」、今私たちへの一番重要な問題提起かも。
(2015年6月11日) (堀)
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