「子どもたちに楽しい場所を」~ 世界のはしっこBooks & Field まちライブラリー ~ 塩屋町


場所を作って、みんなに呼びかけて本を持ち寄ってもらう、
来訪者が、本をきっかけにちょっとした会話をしたり、本を囲んでお茶会をしたり。
全国的に広がりを見せつつある「まちライブラリー」。
ここ垂水でも昨年6月、塩屋に「世界のはしっこ」がオープンした。
「ここにきて、静かに本を読むのもよし、みんなでおしゃべりしたり、宿題したり、
自由に楽しんでください」と、主催者の秋松さん夫妻。
数年前に大阪から塩屋に移り住み、住居とは別に、残っていた前住人の古い家の活用法として、まちライブラリーを開くことに。
実は奥さんは建築家、リノベーションとは思えないオシャレな場所を自ら手掛けた。

そしてご主人はグラフィックデザイナー、
「まちライブラリー」を開くきっかけは、大阪時代の仕事場があったビルに、提唱者が同ライブラリーを開いていたこと。

知恵のシンボルである「フクロウ」をデザインしたロゴに加え、理念も盛り込み、
本を読んだり、人と交流をすることで、「知識のはしっこ」がどんどん広がるようにと願いを込めて、
「世界のはしっこ」という名付けた。
最近は、住居世帯の交代もあり、働き盛りの若い世代や、子どもたちも増えた。
「子どもたちが大きくなって、ここに住みつづけたい」と、
楽しい思い出になる場所にしたいという。

大人がみても楽しい図鑑や絵本、地域の人たちが持ち寄った本に囲まれ、
押入れのような、わくわくするするスペース、
座ったり、転がったり、思い思いの楽しみ方ができる場所。
「私たち、はしっこ家族」と、自宅さながらにくつろぐ子どもも。

「ここからどんどん交流の輪が広がって、道で出会ったらほほえみを交わす、みんなが顔見知りになれたらいいですね」。
最初に訪れるときは、電話かメールで確認を。
【Date】

連絡先:050-3338-0100  秋松さん

・Email:bookro@hashikko.jp

(2022年8月現在)   (堀)

 

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