子どもたちものびのび!楽しい子育てを支援~NPO法人 ワンズプレイス~塩屋町

核家族化で孤独な子育てが問題になって久しいが、コロナ禍でますます拍車がかかっているように思える。
家に閉じこもることなく、子どもがのびのび遊べる場があればいいな、
育児のことで、いろいろ話したり、相談に乗ってくれるところが欲しい、
そう思っているお母さんも多いはず。

塩屋の住宅街にある「NPO法人 ワンズプレイス」は、子育てや家族、地域の支援の場として2018年5月に設立された。

主宰の小松さん夫妻は、夫の拓海さんが自身の子育てにかかわるうち、保育士の資格を持っていたこともあって、乳児院や児童養護施設などに就職、里親制度やファミリーホームなどの存在を知った。里親として、実子とともに預かった子どもと暮らし、また家庭環境を失った子どもを、里親や児童養護施設職員など、経験豊かな養育者がその家庭に迎え入れて養育する神戸市初の「ファミリーホーム」を2013年5月に立ち上げた。
自身の子どもたちは、小学生2人と中学生1人、里子は現在は2歳~中学生まで4人で、子どもたちも年下の子の面倒を見るなど、昔の大家族時代そのもの。
「昔預かっていた子の結婚式に呼ばれた時は、嬉しかった」と拓海さん。

ただ行政の枠組みの中では解決できないことも起こり、「NPO法人 ワンズプレイス」を立ち上げることに。
●1時間単位で一時預かりをする「ワンズタイム」。
「子どもの動画などをリアルタイムでライン(通信アプリ)で送って、安心してもらう」など、親の立場に立ったサービスも。
●「ワンズシェア」
子供服や子供用品など、いらなくなったものを預かり、欲しいひとの手に。
●「ワンズスポーツ」
身体に育成や運動能力を身につける「ライフキネティック」「コーディネーション」教室などを開催。
●「ワンズカーニバル」
春休みや夏休みなど、子どもたちが楽しめるイベントを開催。

またこの10月から、放課後に遊んだり、宿題をするなど、学童保育のワンズプレイス版ともいうべき「ワンズ広場」を開催。
子育てなどで困った時は気軽に相談できる場として、異世代の子どもたちが一緒に楽しく遊べる場として、またお母さん同士の交流の場として、これからもどんどん成長していく「ワンズプレイス」。
おおらかで、自由な雰囲気は、小松さん夫妻の印象そのまま。
「みんなで楽しく子供の成長を見守りましょう」。
(2021年10月)       (堀)
【Data】
垂水区塩屋町字大谷657番地3
電話 078-219-8577
ワンズプレイス(フェイスブック)
問い合わせ・・メールアドレス wanzuplace@yahoo.co.jp

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