カメラマン、飴細工師、手話歌パフォーマー…多彩な顔を持つ馬場みのりさん。
手話でI LOVE YOU
その場にいるみんなに楽しんでもらえたらと、歌いながら飴細工を作る独特のパフォーマンスで人気を得て、国内外を問わず飴細工師として活動していたが、6年前に喉の難病を患い歌えなくなった。一時は歌はおろか、声さえ出せない状態に。
そこで思いついたのは手話。独学で手話を猛勉強し、3か月ほどで日常会話ができるようになった。とはいえこれまで知らなかった手話の世界。手話の種類、使い方も複雑で何をどうすれば健常者にもろうあ者にも楽しんでもらえるのか。試行錯誤の日々がつづいた。
「手話でコミュニケーションをとれるようになって、元気を貰えた。そのパワーを少しでも多くの人に知ってもらえたら」
その思いから、現在は手話歌パフォーマーとして、みんなの良く知っている歌を手話で表現、参加者も一緒に楽しめるステージで活動をしている。
「手話が特別なものではなく、みんながごく自然にコミュニケーションのツールの一つとして使えるような世の中になってほしい」と馬場さん。
自身のインスタグラムで、身近な覚えやすい言葉を1日1手話単語として1万語を目指して毎日配信中。
「いつか手話を使った幼児番組の制作が出来たら」
馬場さんの手話パフォーマーとしての夢はまだまだ膨らむ。
【Data】
手話歌パフォーマンスの詳細・依頼は
インスタグラム:minori_grace7777まで
(2020年11月現在) (大道)