神戸で活躍していた中国人実業家、呉錦堂(1855~1925)の別荘だった移情閣。
1984年11月12日、孫文生誕の日に唯一の日本における「孫文記念館(当時は孫中山記念館)」として一般公開になりました。
孫文は現在も中国革命の象徴、国父として敬愛され続けています。
その為、中国や中華民国の人たちの中には、世界の孫文記念館めぐりをする人も。
孫文記念館は中国に12か所、中華民国に1か所、アメリカや東南アジアに5か所、日本を入れると19か所(増減はあるかも)。
舞子公園の記念館は、明石海峡大橋の見学、神戸三宮と姫路を結ぶ国道2号線沿い、また大型バスが止められる駐車場もあり、中国人に人気あるスポットです。
2014年の誕生日には孫文のお孫さんにより銅像も建てられました。
少し角度が違っているのがおわかりですか。
風水では変えた後の方角の方がよいということらしいです。
中国らしいですね。
呉錦堂の別荘である移情閣は、獅子文六の「バナナ」という作品にも登場、
庭では、いつも四季折々の花が咲いて、明石海峡の景色とともに大変すばらしいです。
11月は毎年、孫文にかかわりのあるイベントがあります。
まだ行ったことのない人はぜひ、お出かけください。
(2017年11月) (堀)
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