大正レトロにあこがれ自ら改装、思い入れた店～九郎右衛門珈琲(くろえもんコーヒー)～日向

垂水区役所(レバンテ2号館)向かいにある「魚菜処わたつみ」のちょうど後ろ、
細長い通路の奥にオープンした、「九郎右衛門珈琲(くろえもんコーヒー)」。

オーナーの酒井さんは、幼いころから海が間近で、歴史のある「垂水」が大好きで、
その思いが、現在の民家と出会い、コーヒー店を開店することに。
レトロとモダンが調和よく
凝り性でもあり、はじめのオープンを大幅に先送りにし、
約9か月かけて、大正から昭和のレトロな雰囲気を盛り込みながらも、
スタイリッシュな店に仕上げた。
垂水の古い写真が壁面に
「歴史が好きなので、そういう話もできたら」と酒井さん。
学生の頃歴史好きが高じて、社会科教師から、
「授業時間を譲るから、君が授業しなさい」と言わしめたほど。
2階はくつろげる空間
こだわりは店内だけでなく、コーヒーやメニューにも及び、
自家焙煎はもとより、改装の傍らメニューの試行錯誤を繰り返した。

焙煎は本格的
落ち着いたら豆も売り出す予定
こだわりはオープン直前まで続き、客の立場に立った店づくりを目指すため、
プレオープンで2日だけ試して、その流れで正式のオープンを決めるという。

プレオープンは6月19日(月)と、20日((火)の2日のみ。