神戸市立東舞子小学校でコーラスをしていたお母さんたちが、子どもたちの卒業を迎え、
新たな合唱のグループ「女声合奏団 ゆう」を立ち上げたのは24年前。
「歌うことでボランティアができれば」と初めから、はっきり目標を掲げた。
その頃はボランティア元年といわれる、阪神淡路大震災(1995年)が起こる前で、
当時のコーラス指導の先生に、
「とても素晴らしいこと、あなたたちの始めたことは、将来きっと広がるに違いない」、
ぜひ続けるようにと励まされた。
現在メンバーは32名で、指揮にソプラノ歌手安楽みゆきさん、伴奏を森田由美さんが担当、
月に4回、練習に集まる。
活動は地域の高齢者給食会や、グループホーム、養護学校などを訪問、
季節の歌や、懐メロ、歌謡曲など、聴き手に合わせて、歌を披露する。
「涙を流して喜んでくださったり、ありがとうと言われると私たちも感動します」と、メンバー。
さまざまな施設でのボランティア活動をつづけながら、
自身の向上のために、各地の合唱祭やコンクールにも出場、
レベルの高い難曲にも挑戦している。
練習場所は苔谷コミュニティセンターと、星陵台地域福祉センターで、
そのため舞子台や星陵台のメンバーが多いが、
明石や西区から来る人もいて、現在も広くメンバーを募集中。
コーラスを始めてみたい方は連絡を。
現在は6月10日、伊丹で開催される「第54回兵庫県合唱祭」に向けて
メンバー全員、練習に余念がない。
(2017年6月) (堀)
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