2017年、イカナゴ解禁から1週間

 皆さんイカナゴはもう炊かれましたか。
きょう垂水駅周辺では、午前中の入荷はなかったようです。
10時ごろに行ってみると、それでもそれぞれの魚屋の前には、10数人から30人ほどの行列ができていました。
170314 イカナゴ06
いつイカナゴが入るかわからなくても垂水の人は並びます。
やっと車が来た!、と期待したのもつかの間、みみちだけ。
170314 イカナゴ01 イカナゴではなくみみちが。
またトーホーは特に動きはありませんでしたが、
イオン垂水店では、客が集まっては店員さんに、入荷がわからないと説明される場面が繰り返し。
170314 イカナゴ03 すぐに情報を期待して人が集まる、
11時前にやっと12時半から1時くらいに入荷するという連絡。
早速、サービスカウンター横の階段に行列ができました。
入荷は思ったより早く、12時ころでした。
キロ3,000円ちょっと。
170314 イカナゴ05 写真はピンボケですが、頃合いの大きさ
価格表の写った写真撮ったと思ったら撮れていなくて、だめですね~~、
写真に依存して値段は裏覚え。
3200円ほどでした。
どこで聴いても今年はダメみたいですね。
170314 イカナゴ04
イカナゴの量を見切ってか、黄ザラは毎年最後に安くなるのに
今年は先週末からこの値段。
他の料理にも使えるので、よかったら購入を。

いつもなら、解禁前にフルセ(イカナゴの親)の釜揚げが出たりするのですが、
今年はカマスゴなどしか見ませんでした。
兵庫の「魚銀」関係のイカナゴがやや安価のようですが、それも一定とはいかないよう。
また、2000円台で一番安かった店が、次の日には4200円ほどになるなど、もう出たとこ勝負な感じ。
解禁当初は、小さいイカナゴを好む人や、早く炊いてしまわないと春が来ない、みたいな人が高くても購入。
値段はご祝儀価格からだんだん安くなっていき、最後の方は1000円を切る。
ここ数年は500円以下もあり、と、はじめの「今年は少ない」という情報を忘れるほどに下がっていましたが、
今年に限っては、そんな楽観は許されないかもしれません。
バケツですくえるほど垂水近海にたくさんいたイカナゴ。
もったいないから保存するために、漁師の奥さんたちのアイデアで生まれた「くぎ煮」。
そういう時代は、ホントに遠くなりました。
(2017年3月14日)          (堀)

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