からだに優しい本格派フレンチの店～フレンチ＆パティスリーOlive(オリーブ)～平磯 ★残念ながら閉店しました(他所へ移転)

JR垂水駅東口を出て少し南に歩くとフランス国旗を掲げた店が。
今月10日にオープンしたばかりの「フレンチ＆パティスリー オリーブ」は、
店主の山崎雄一さんが満を持して開店したこだわりの店。
  店主の山崎雄一さん
冷凍食品や添加物は一切使わず、
料理に使用するスープは、鶏ガラと野菜を合わせ2時間以上煮込み、
また肉料理のソースは仔牛の骨をじっくり焼き1週間かけてだしをとったもの。
  仔牛の骨から取るフォンドボー
 　
　　　左・・・国産鶏と夏野菜のテリーヌ　　右・・・ハモと夏野菜のジュレよせ
テリーヌはこの日、ランチの前菜にも登場。
使う調味料も、料理や仕上げによって使い分けるなど、どこまでもこだわる。
調理用に使う塩 　こちらは料理の仕上げ用

特に店名ともなったオリーブオイルは、世界オリーブ品評会で金賞を受賞した
小豆島の岬工房をはじめ、世界で称賛を浴びる品質の良いものを使用している。
山崎さんは両親の経営していた明石のカフェを継ぎ、
そこで20年にわたりフレンチの店を開いていたが、
思い描いていた、からだに優しい店を地元垂水で実現した。
　
「フレンチだから胸やけをおこしそう、と思われるかもしれませんが」と山崎さん、
「基本を踏まえながらも、身体や胃に優しいメニューに仕上げています」。
またパティスリーを担当している妹の美咲さんは、
フランス修業の経験を持つパティシエ。女性の視点から、
「料理を食べた後でも、食べやすいデザートをと考えます」。
　
店頭には、カロリー控えめな美咲さん考案のケーキも並び、
特に「平磯ロール」は、クリームが植物性の材料だけにもかかわらず、味わい深いケーキとなっている。
  平磯ロール、一切れ250円とリーズナブル
また、気さくなお母さんがホールを担当。
和やかな雰囲気で、子供や高齢者にも親しみ安い店となっている。
ランチタイムは、
前菜盛り合わせ、スープ、本日のおすすめ料理、パンまたは十穀米ライス
パティシエ自家製デザート、コーヒーまたは紅茶付きの、シェフおすすめランチ1200円～。
フランス料理店のパスタ単品、旬菜とベーコンのアーリオ・オーリオ850円(サラダ付)～など。
ディナーは、
（ワインやアルコールのお供に）3000円コース、
(今宵のスぺシャリテディナー）5000円コース、
   コース料理の一例
アラカルト料理300円～。
  
左から明石鯛のポワレ、淡路産のハモと夏野菜のテリーヌ、
ニューカレドニア産の天使のエビと北海道産の貝柱のベニエ
グラスワイン450円～。
自家製ケーキの持ち帰りや誕生日のホールケーキ予約なども受け付け中。
  味わい深いオリーブオイルの販売も。
山崎さん推奨の、一度使ったら他は使えないと言うほどの、小豆島オリーブ岬工房のオリーブオイルなど、
販売コーナーもあり。
【Data】
垂水区平磯4丁目4－16　川本第1ビル1階
電話　０７８－７０６－５５０７
営業時間　12:00～22:00(Lo21:00)
ランチタイム　12:00＝15:00(Lo14:00)
ディナータイム　17:30～22:00(Lo21:00）
カフェタイム　12:00～22:00
現在は不定休、変更ある場合も。　　　(2015年6月現在)　　　　　（堀）