この時期はクリスマスイルミネーション輝く、夜の庭もおすすめ~新田夫妻~ 千鳥が丘

山陽バス「上千鳥」停のすぐ北、普段は付近の住人しか歩かない道路に面した新田さん宅。
クリスマスのこの時期になると、山の斜面に造られた庭を利用して、
壮大なクリスマスイルミネーションが点灯する。
新田家1 上千鳥のバス停近くの新田邸。

門から階段を少し降りたところから橋を渡って玄関へ。

新田家2 新田家3         新田家16
    雪だるまが迎えてくれる。
玄関へは橋を渡って。
よく見ると橋は明石海峡大橋と同じデザイン。
なんでも造った建築家が何度も実際の大橋を渡って、
できるだけ本物に近いものをとこだわったという。
新田家4 新田家8 新田家9   新田家5
玄関まで、すでにイルミネーションが迎えてくれるが、
玄関横の階段を下って庭に下りると、そこは幻想的な空間が広がる。
新田家6 新田家7 新田家10
見上げる斜面には、木々の間を縫って走る電飾の汽車。
さまざまなクリスマス飾り、ツリー、サンタ、トナカイのイルミネーションなど
ため息が出るほど。
「12年前に越してきて、それから少しづつ増やしてここまでになりました」と、
新田義明さん、義子さん夫妻。
もともと義子さんが花好きということで、
山の斜面を利用した庭には、さまざまな草木が植えられ、
義子さんを手伝ううち、義明さんも講習を受けるなどしてバラ作りをはじめ、
いろいろな植物を手掛けることに。
新田家11 新田家12
   晩秋に満開する「ヒマラヤザクラ」 、
春には、ベニスモモ、山桜、なんじゃもんじゃ(一葉たご)などが次々咲くという。
緩やかな坂道の両脇にはクリスマスローズ。
地形を上手く利用し、自分たちの手で育ててきた庭は、
評判を聴きつけて雑誌やテレビで紹介されたことも。
新田家13 新田家14
じっくりと成長する針葉樹、ホプシー、
明石海峡大橋を模して造られた玄関への橋がみえる。

新田家15
   バンクシアという穂状花がユニークな木
現在では著名な農産物の直売所に苗を出荷するほど。
一方家の中におじゃますると、居間は夫妻のアトリエ、義子さんの教室を兼ねる。
二人が作るちりめん細工などの小物や、
義子さんの布フラワー作品、
キルト、ビーズ、民族手芸のモラなどを取り入れた手作りバッグなど、
居間壁面のガラス窓から、横の作品室が見えるよう、建て方にもこだわっている。
新田家17 新田家19 新田家18
偶然に土地が見つかり、また偶然に思い描いた建築家が見つかり、
夫妻の趣味にピッタリと合った、家と庭。
「ただ、うちは偶然に通りかかる家ではないので、
せっかくのイルミネーションも多くの人に見てもらえないのが残念」。
遠くジェームス山から電飾が見えたことで訪ねてきた人もいるという。
【Data】
期間 12月1日~12月25日
時間  17時~21時
インターフォンで、お庭拝見をお願いしてください。
新田さんが在宅なら開けていただけます。          (堀)

コメント

タイトルとURLをコピーしました