山電滝の茶屋近くの、街の一角に古くからあった喫茶店「ボヘミ」。
昔の”ボヘミ’’を知っている人ならきっと入ってみたい、そんないい雰囲気
閉店して久しいが、その昭和の店舗が失われるのを残念に思った、
『ギャラリーファヴォリータ』のオーナー、さとうちなみさんが、
店の雰囲気を残しながらも、自身の店舗として改装、
以前の駅近くから移転して、9月28日(日)にボヘミあとに新装オープンした。
昔の’’ボヘミ”のテントの『ミ』を切り取り、洒落た額に。
(左)ボヘミで使われていた椅子、(中)壁板は当時のもの、壁紙はそれに合わせてチョイスしたもの
(右)表にあったメニューサンプルのショーケース。
廃墟同然だった店内は、大体のアウトラインは昭和の懐かしい喫茶店の雰囲気を活かし、
ギャラリーとしてのスタイリッシュな面も、さりげなく取り入れられた。
オープンに招待された近隣の住人は、
「こんなに素敵になっているなんて、びっくり」
「全く古さを感じない。今度はお客さんで来たい」と驚きながらも期待感が。
雑貨はさとうさんがセレクトした、いづれも選ばれた一品。
また前店舗では、ライブやイベントのたびに、場所を確保するため、
商品の展示が減ったり、移動を余儀なくされたが、
新店舗では、2階がそのスペースとして確保されている。
2階のフリースペース、ステージでのセッションの様子が目に浮かぶよう
「開店にこぎつけるのが精いっぱいで、これからいろいろ考える予定です」とさとうさん。
ボヘミ時代のテーブルや椅子などを利用して、
「ゆっくりしてもらえる、カフェスペースも考えています」。
これからどう変わっていくのか、見守りたい。
【Data】
垂水区城が山1-5-42 (2014年9月現在) (堀)
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