みんな一緒だと楽しいね～異世代交流サークルOYC～

会場から聞こえる子どもの声、賑やかな笑い声。
名谷地域福祉センターで月に1度行われている「異世代交流サークルOYC」の集まりに伺った。

　OYCはOLD・YOUNG・CHILDの頭文字を取ったもので、その名の通り、老いも若きも一緒に過ごすサークルだ。
　代表の魚住晶子さんは生粋の垂水っ子で、小学生と幼稚園児のママ。自身の子育て経験から、
子育て中のママがリフレッシュ出来て、地域のみんなも元気になれる場を持ちたいと３世代交流を思いついた。
そして名谷ふれあいまちづくり協議会の協力のもと2013年４月に同会を発足させた。
　この日は、3世代40名ほどが参加してまずは、アロマ石鹸作り。

会場中にハーブの柔らかないい香りが漂う中おしゃべりをしながら、思い思いの形の石鹸を作り上げていく。

泣いている子をさりげなくあやす人、おもちゃを得意げに見せる子ども。
我が子でなくても、自分のおばあちゃんでなくてもごく自然に触れ合う姿があちこちで見られた。

「最初はお互いに遠慮しがちだったのが回を重ねるたびに、年の差を気にせずに会話が弾むようになってきた」と魚住さん。
　毎回、クリスマスリースやアクセサリーなどのクラフト作りを取り入れているがメンバーが講師を務めることも多いという。「自分の特技を人に伝えることで自信につながるし、話題も広がる」と好評だ。
　クラフト作りの後は、みんなのお待ちかねランチタイム。
    配膳も、もちろんみんなで
　大先輩ママさん達が腕によりをかけて作ってくれた食事を
みんなで一斉にいただく。まるで合宿所のようだ。


今日のメニューはタケノコご飯、ほうれん草とシメジのからし和え、味噌汁、ケーキとお茶付き
「遠くにいる孫にはなかなか会えないから、小さな子供達の遊び相手になるのが楽しみ」「ここに来ると実家に帰ったみたいでほっとする」
　90歳を越えた人生の大先輩から生まれて間もない赤ちゃんまで。異世代交流を通して、小さな発見、大きな喜びが少しずつ広がっていく。
次回は6月10日（火）
親子クッキングでランチメニューのほか、子どもも一緒に楽しめるクッキー作りの予定
誰でも参加可能。但し、準備の都合上、下記まで申し込みのこと
異世代交流サークルOYC
日時：毎月第２火曜日１０時～１４時頃まで
場所：あじさい公園内・名谷地域福祉センター（無料駐車場あり）
垂水区名谷町中坊487-3
電話：078-708-4345
会費：200円（ランチ代込）
連絡先：tarumi.trico@gmail.com　魚住さん
（2014年5月現在）　　　　　　（大道）
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