名谷は昔から農業とかかわりが深く、
奥畑、中山、滑(なめら)、西名(にしみょう)、東名(ひがしみょう)の五村からなり、
古い歴史と文化が、今でも息づくところ。
五穀豊穣の祀りや、鬼追い、成人の日の弓引き神事など、古くからの伝承が引き継がれている。
一方、明石海峡大橋の入り口となる垂水ジャンクション、
垂水を南北に貫き、須磨へと至る幹線道路、
そして大規模な宅地造成など、
垂水で一番開発が進んでいる地域でもある。
農村風景と、高層マンションのコラボもここでは珍しくない。
地下鉄の名谷駅は、実は須磨区落合、名谷とは関係がない。
駅名が名谷となったのは、垂水の名谷地区の存在がビックな所以だろう。
地下鉄名谷駅とJR垂水を結ぶ、地下鉄の路線構想も一時はあったという。
(垂水区名谷町 転法輪寺近くにて) (2013年11月28日堀)
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