夏の締めくくり、ラジオ体操奨励賞

7月20日から、舞子苔谷公園で行われている夏休みラジオ体操の奨励賞贈呈式が26日に行われた。
16回以上出席した子供が対象で、ラジオ体操終了後にひとりづつ名前を呼ばれて、今年は約60人が表彰状と参加賞のプレゼントを受け取った。
ひとりひとり名前を呼ばれる   私の番はまだかな
  ひとりひとり名前を呼ばれる。
 
奨励賞 賞状 奨励賞 賞状 参加賞 何が入っているかお楽しみ
 奨励賞と参加品。賞状には、参加者の1人であるお習字の先生が、子供の名前を1人づつ入れてくれている。
苔谷公園のラジオ体操は、2003年小学生の夏休みのラジオ体操がきっかけで、周辺住民により「苔谷楽しい体操の会」を設立、それ以来1日も休むことなく続いている。
当初の目的は、家にこもって外で遊ぶことが少なくなった子供たちに外に出るきっかけを作ることと、子供同士の交流の場を学校外にも作るということだった。参加者は、舞子台、東舞子町、星陵台、歌敷山などさまざま。
ちょうど明石海峡大橋が完成し、周辺の住環境が落ち着き、マンションなどの建設ラッシュが始まったこともあり、十数人で始まった同会は年を追うごとに参加者が増え、多い時では300人以上という、マンモスの会になった。
この夏は250人前後で、子供の参加は140人ほど。
自由参加なので、ラジオ放送が始まるころになると、四方から続々と人が集まってくる。
ラジオ体操 ラジオ体操 ラジオ体操 ラジオ体操 ラジオ体操
 それぞれ好きな場所で、ラジオに合わせて自由に体操。
子供だけでなく、大人にとっても交流の場となっていて、新しい友好関係がつくられ、気軽にあいさつしあう。
「こもりがちだった男性が参加するのを楽しみにしてくれるようになったり、体が不自由だった人が元気になったりと、やはり人と会うことはいいですね」と同会会長喜好さん。 
ウォーキングの行き帰りに参加する人、終了後自主的に公園や駅の掃除をする人と、参加スタイルもそれぞれで、
たまに通りがかりの人が参加することも。
「公園は広く、みな好きなところで体操します」。
そのため、はじめは1台だったラジオも、現在は数台用意するそう。
「夏休みが終わっても続けてくる子供も多いですよ」と喜好さん。
同会では1年を通して地域の清掃活動や、冬には「焼いイモ大会」を行うなど、年齢・性別関係なく仲間の輪が広がり続けている。             (堀)
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