去年12月にオープンした、星が丘子ども文庫「絵本カフェ めっきら もっきら」。
入ってすぐにカウンターのカフェコーナー、その横を抜けて奥には靴を脱いでくつろげる絵本の部屋があり、この2月には2階も解放されて、親子でゆっくり利用できるカフェとして最近話題を呼んでいる。
カフェスペース
マスターの湯岡祥範さんは、以前「こどものとも社」で絵本関連の仕事をしていて、ちょうど自身の子育てとも重なり、すっかり絵本の魅力のとりこに。その豊富な絵本の知識と絵本作家との交流で得た体験、自分の目にかなった絵本の膨大なコレクションを活かせる場を持ちたいと考えていた。
「自由に絵本を読みに来て下さい。ゆっくりくつろげるようカフェを併設しました」と語るが、カフェメニューにある絵本のお菓子を再現したスイーツが美味しいとあって、最近ではこれを目当てに来る人もいるのだとか。
絵本の部屋
階段下の秘密基地
ニ階はさらにくつろげる空間に
絵本マイスターでもある湯岡さんは、小学校や児童館、高齢者施設などで絵本の読み聞かせをしていて、店でも読み聞かせや、懐かしい紙芝居を即興で行う。絵本選びのアドバイスなどもお手のもの。また児童書にも造詣が深く、子連れでなくても楽しめる。
絵本の貸し出しもしていて、学校帰りに本を借りていく子も。
「カフェだけでもOKです。気軽に来て下さい」。
メニュー
コーヒー380円。紅茶各種400円ほか。
カスクートサンド各種500円。それにドリンクとスープ、デザート付のセットが1000円など。
絵本の中から飛び出したお菓子
キッズメニューは、オレンジ・マンゴージュース、ミルクなどドリンク類100円。めっきらセット(きまぐれケーキ)、もっきらセット(きまぐれランチ)、ドリンク付きで各350円。 (13年2月現在)
【Data】
垂水区星陵台3-3-32
電話:078-778-9002
営業時間:9時~17時
定休日:日曜・祝日 堀
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