平成24年度市民花壇コンクール(花と緑のまち推進センター主催)の各賞が決定した。清水公園花壇は、今年も名誉賞を受賞。
名誉賞とは「最優秀を5年間連続して受賞した花壇で、市民花壇コンクールの対象外で、名誉花壇の名にふさわしいか否かを、コンクールと同時に審査される賞」で、いわば花壇の「横綱」。
清水公園花壇はこの賞を10年以上取りつづけている。
元は住宅があった土地を市が買い取り、地域住民に管理を依頼したのが30年前。以来、公園の目の前に住む矢野さんを含む3名が清水公園管理会として、花壇の世話をし続けている。
散歩の途中に休憩をしたり、幼稚園児が先生に連れられて花の観察に来たり、また季節ごとに花の写真を取りに来るなど、花壇は人々の生活に溶け込み、地域の人の憩いの場となっている。
「花の種をまき、苗を育てるところから始めて花壇の植え替えをする。世話をするのは決して楽ではないが、楽しみにしてくれる人がいると思うと励みになる」と矢野さん。
季節によって違う表情を見せてくれる花壇の、新たな季節が楽しみだ。 (大道)
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