山陽バスの学が丘4丁目バス停すぐのトーホーストア前の横断歩道を渡れば、東多聞住宅団地と新多聞団地に囲まれて、学が丘北公園がある。
町中にあるとは思えない豊かな自然が残っていて、付近住民の憩いの場となっている。
(公園入り口のオブジェ、前は噴水だったが、さてこれの由来は・・・?)
ようやく春らしくなってきたので、少し歩いてみた。
数日前の春の嵐で、足元には大量の松ぼっくりが落ちていたが、日差しは暖かく、サクラやツツジが咲き始めていた。
秋は紅葉が美しく、2年前には、ここで出会ったキノコ採りのおじさんから教えてもらって、道のすぐ横に自生しているシメジ(とそのおじさんは言っていた)をたくさん採った。
家族から反対されながらも、キノコ汁を作って食べたが、香りよく美味だった(良い子はまねをしてはダメです)。
少し歩くと軽い上りになっていて、小束山県有林に続いている。
ここは昭和29年に第5回全国植樹祭が行われ、昭和天皇と香淳皇后がクロマツを植樹された。
今でもその松は大事にされている。
横には天皇の御製の碑が建立されている。
(昭和天皇と皇后、下は現在の皇太子殿下のお手植えの松)
(御製の碑)
碑に刻まれている字は故・入江元侍従長の手になるものだそうである。
その後、平成17年の全国育樹祭で、現在の皇太子殿下が、草刈りをされ、クロマツを植えられた。
さらに歩いて行くと、豊かな自然の散策路になっており、最後の坂を登りきると、突然車道に出て、その向かい側は、明石海峡大橋のジャンクション建設の折に整備された垂水健康公園である。
正面にちょうど管理棟があるので、パンフレットをもらった。
球技場などがある県民ふれあい広場を右手に、前は駐車場とインラインホッケー場、管理棟から左に行くと、健康足踏み園路、芝生広場、ビオトープ、桃源郷、子供が遊べるトリムの丘などさまざまな施設があり、だれでも楽しめる。
今はサクラが満開、また平成14年に作られた桃源郷では、赤やピンク、白のハナモモの花が咲き誇っている。
(⇐ハナモモ ・ サクラ⇒)
一周約1.8キロのジョギング、ワーキングの道も整備されているが、楽しんで続けられるよう、管理棟に行けば、誰でも入会できるウォーキングクラブがあり、東海道五十三次の通行手形など、スタンプを押していくカードも用意されている。
(パンフレットとスタンプカード、カードはほかにも種類あり)
お弁当を持って行くもよし、西側には焼き肉店かうらいやがあり、日替わりランチや、パンケーキなどが食べられる(もぐもぐ参照)➡残念ながら閉店、現在は「ルージュトマト」に。
ぐるっと西半分を回って、来た道を帰らず、今度は少し手前の小束山県有林の表示がある道へ。
山歩きという感じだが、バードウォッチングの場所としても有名らしい。
少し歩くと来た道の、天皇植樹の辺りで合流。
帰りはバス停木工センター前まで歩き、おいしそうなパンに誘われ、地元で有名な小麦庵へ。
(追記:この時の店主は2017年に垂水駅近くに新店舗をオープン➡小麦庵)
森林浴もできたし、なかなか健康的な一日を過ごせたと思う。
(2012年4月) (堀)
クリックお願いします
にほんブログ村
コメント