軽快な音楽に合わせて身体を動かし、小気味よいダンスを繰り広げる森下SO-MAさん(16歳)
ダンス好きの母の影響で4人兄弟みんながダンスを習っていたが、SO-MAさんだけが今もダンスを続けている。
とにかく踊っていることが大好き。
ダンススクールでレッスンを受けるほか、家でも時間を見つけては踊り、体にビートを刻み付ける。
SO-MAさんの得意のダンスは、ポッピン(筋肉をはじくダンス)とロック(激しい動きから突然静止ポーズをとる)
決まった振り付けで踊るほかに、幼いころからダンスバトルにも多数出場。
ダンスバトルとは、DJが選曲した曲でダンサーが交互に踊り、どちらがより音に合っていたかをジャッジする競技。
幼いころから和太鼓を習っていたリズム感、中学生の時にブラスバンド部でクラリネットを演奏していた音感が、ダンスバトルにとても役立っているという。
どんな曲がかかるのかわからず、大勢の人前で踊るのはさぞや緊張するのでは?
「最初のころはドキドキしてたけど、今は曲がかかると体が勝手に動き出して無心になれる。緊張よりも踊ることの楽しさのほうが強いかな」 なかなかの大物っぷりだ。
自宅には盾がずらり
審査員特別賞や準優勝は数多くとっているが優勝経験はまだない。
「ビッグタイトルを獲りたい!」
この先どうしていきたいのかはまだはっきりと決めていないが、今はとにかくダンスを楽しみたいとSO-MAさん。高校生らしい熱い想いを話してくれた。
次男の森下天太さんは中学3年生。
ブラスバンド部でパーカッションを担当したかったのに、気付けばアルトサックスを吹くことに。今は最高学年として1stパートを任され、夏の大会に向けて練習の日々。部活がない日は、家での練習を欠かさない。
兄のSO-MAさんとは年子ということもあって、同じブラスバンド部に所属していた去年は、ブラスバンドの演奏に合わせてSO-MAさんが踊る機会もあり、二人の名前から1文字ずつ取って兄弟ユニット蒼天として、活動することも。
思春期ゆえの照れもあり、なかなかユニットとしての活動は少ないが・・・
「親としてはぜひ、同じ舞台に立つところを見たい」お母さまの志乃さん。
今後どんな活躍を見せてくれるか、
若きアーティストに期待がかかる。
(2019年7月現在) (大道)