6月8日土曜日、多聞台中央公園広場で、2回目となる「ピザガーデン」が開催された。
NPO法人ワトワーズ多聞台や、多聞台ふれあいのまち協議会などが中心になって結成された「多聞台ピザガーデン実行委員会」が主催、今回は予約制で、多聞台の住民はもとより、広く参加者を募った。
去年12月の1回目は初めてのことで、すべて手探り状態、予想外の参加希望者で長蛇の列となった。その反省から今回は時間を区切って人数を制限するなど、イベントがよりスムーズに進むよう改善された。
また、前回は借りていたピザ窯も、今回から自前のピザ窯を購入。
イベント利用だけではなく、常設する場所を用意して、災害時などの「防災窯」としての機能も持たせることに。
続々と集まってくる参加者。
幼児から高齢者まで、家族で来る人たち、一人で参加する人とさまざま。
ピザの生地を丸く広げるところから、好きな具材のトッピング、窯入れと、スタッフの補助を受けながら進めていく。地域の顔見知りの人と談笑したり、知らない人同士も手伝ったりするなど、作業の合間に人の輪が広がる。
ピザ窯は300度になると数分で焼けるが、温度の管理が難しく、担当者は四苦八苦。それでも焼き上がったピザは、ふっくら、こんがりでとてもおいしそう。
「こんなに簡単だったら、家でも作ってみたい」と若いお母さん。
「パプリカは苦手だけど、ピザのはおいしかった」と小さな男の子、「今度また来たい」。
「多聞台ピザガーデン」は、これからも地域の交流の場として、春と秋、年2回の開催を決定している。
(2019年6月9日) (堀)