旧木下家住宅の「お茶の袋物と仕覆展」覗いてみました

 
碗や茶入れ、薄茶器などの茶道具を守り、また飾るという役割を兼ねた袋、仕覆(しふく)。
新緑もすがすがしい旧木下家住宅では、現在「お茶の袋物と仕覆展」を開催中。
茶道と聞けばちょっと近寄りがたいと感じる人もいるかもしれないが、実は日本の日々の生活の中には茶道が関係した生活習慣も多い。
今回の展覧会では、普段使っているお気に入りの器などを、自身の手で作った仕覆に収めたものも。
  
また掛けて楽しむインテリアにおい袋や、昔の着物や帯締めなどを仕立て直したリサイクル小物なども展示している。
 
「ビルの一室で展示するのと違って、ここ(旧木下家住宅)では、作品が活きます」
と主宰の糸遊会の斎藤さん。同展は31日(木)まで。
(2018年5月20日)       (堀)

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