県商(兵庫県立神戸商業高校=星陵台4丁目)の生徒プロデュースによるショップが、今年も垂水廉売市場内にオープンしている。
店名はそのものズバリの「県商生活」。
同校生徒が、地域の企業や店と提携して、開発企画したオリジナル商品を、生徒自身が店頭で販売する。
前日に商品を持ち込み、商品を並べたり、販売促進用のポップ(宣伝用)カードを目につくところに張るなど、まずはみんなで店づくり。
前の日に開店準備
当日は朝から、垂水銀座などの周辺で、グループに分かれてビラを配り、集客に努める。
チラシを配り宣伝
店では、お客さんに商品の説明をしたり、試食品を配って、PRに努める生徒も。
神戸の有名店との提携商品や、須磨のり・垂水わかめ・垂水チリメン・明石タコ・北神味噌など、地元の食材を使用した商品が所せましと並ぶ。
店内はお客さんがいっぱい。
「毎年、楽しみにしているんですよ」という地域の人も。
今年で8年目を迎え、知名度も出てきた。
値段もリーズナブルで、一口ドーナツには容器にピックをつけて食べやすくしたり、ショウガ入りのラスクなど、はやりの食材もどんどん使っており、プロ顔負けの商品構成だ。
みんなのアイデアが満載のポップ。 意気込みが伝わる。
また3年生が商品企画を担当し、2年生が販売を受け持つことで、それぞれの役割を分担している。
同校の担当教諭は、「この経験が、就職など、将来に生かされると考えています」と、裏から支える。
生徒たちは自分が開発した商品を自慢しつつも、「どれがお薦め?」と聞くと、「全部!」と、しっかり商売人だ。
【Data】
期間:8月3日(金)~7日(火)10時~17時(日曜店休日、最終日16時まで)
場所:垂水廉売市場内
★8月9日(木)~12日(日)はナナ・ファーム須磨で開催。
平日10時から、土・日曜は9時から。 (堀)
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