少しづつ仕上がっていく作品に心寄せて ~ブティ刺繍に惹かれた 倉岡美智子さん ~清水が丘

ブティとは、フランス語で「詰める」という意味だそう。
ブティ刺繍はその名が示す通り、2枚の布を重ねてステッチを施し、2枚の布の間に綿糸などを詰めて、ステッチの模様を立体的に浮かび上がらせるというもの。
南フランスの伝統的な手芸技法で、「布の彫刻」と呼ばれている。

そんなブティ刺繍の魅力に強く惹かれた倉岡美智子さん。

以前作ったパッチワーク作品
もともと手仕事が好きで、昔からパッチワークなどを楽しんでいたが、習っていたパッチワークの先生がフランスに通って習得したブティ刺繍に、倉岡さん自身もすぐに夢中になった。
「15年くらい前から、ポーチやバッグ、ミニウェディングドレス、リングピローなどを作っています」。

毎日少しずつ縫い進めて、だんだん仕上がっていくのが楽しみだとか。
手芸好きの仲間たちにもブティ刺繍を広めて、ここ数年は一緒に作品を作ってイベントなどで展示しているそう。
「ブティ刺繍の良さを知ってもらいたいです。もしよかったら、今度のイベントに来てください」。

(2025年10月現在)     (堀)

 

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