垂水の地名は「垂れ水」=「滝」ということで、東垂水から塩屋へ続く道路の北側に、
水の滴りが絶えることがなかったことが、地名の由来になったといわれる。
現在でも、区内には五つの川が海に流れ込む。
特に塩屋谷川、福田川、山田川は、垂水区民の生活に密接に関わりを持つが、
普段の生活の中で「川」を意識することが少ないのが現状。
「川をきれいにしてみんなが親しめる場所にしたい」という思いから発足した、「福田川クリーンクラブ」(会長村上健一郎さん)。
同会が中心となって、2月7日(土)午後、レバンテ多目的ホールで「水辺・たるみ交流会」が開催された。
近隣の、川や自然環境保全に関わる各団体や、それに共感する人たちが集まり、
講演会やパネルディスカッションで、それぞれの活動の交歓を行う同交流会は、
今回で7回目を迎える。
初めに、「自然と歴史を活かしたまちづくり」を、次世代につないでいこうという
活動を精力的に行っている尼崎市の「自然と文化の森協会」の
事務局長福本吉雄さんの講演で始まった。
「自然と文化の森協会」福本さん。
休憩をはさんで、参加団体の、それぞれの取り組みの発表があり、
最後に質疑応答など、意見交換が行われた。
「垂水すっきゃねん!クラブ」
「塩屋まちづくり推進会」
「Treasure Hunters in Tarumi(垂水親父連)」
「NPO法人豊かな森川海を育てる会」
「北須磨団地自治会」
「朝霧男盛会」
「 福田川クリーンクラブ」
閉会前の久元神戸市長のあいさつでは、福田川源流である落合池の
保全や環境改善に際して、これからの具体的な取り組みなども言及され、
皆の活動が、行政をも動かす力となっている結果が示された。
久元神戸市長
「これらの活動をいかに次世代に続けていくか」と村上会長。
これからのそれぞれの活動・運営に、この交流会で得たものを活かし、
横の連携を誓って閉会となった。
(2015年2月7日) (堀)
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