神和台集会所の1階図書室にしんわだいん文庫が復活した。
神和台は、昭和48年から宅地造成開発が進められた。
近くに公共の図書館がなく、多くの子どもたちが利用してきた集会所に設けられたしんわだい文庫は、
子供の数の減少と共に15年ほど前に閉鎖されることになった。
小学生の時に神和台に引っ越してきて以来、しんわだい文庫を利用するのを楽しみにしていたという魚住晶子さん。
「実家に戻るたびに、図書室が閉まっているのがさびしくて」文庫の復活を決めた。
冬休みに入ってすぐの12月26日、文庫のプレオープンには、事前告知でこの日を知っていた子供たちが続々と集まってきた。
座り込んですぐに本を読み始める子、おしゃべりしながら本を眺める子。思い思いに本に囲まれた時間を過ごす。
文庫の本は管理がよくどれもすぐに読める状態のものばかり。
親世代にも懐かしい児童書もたくさんある。
「塾や学校とも違う子供たちの居心地のいい場所の一つになれば」
本を読むきっかけ作りになるような本の読み聞かせ等のイベントもこれから計画していく予定。
「子供だけでなく親世代、おじいちゃんおばあちゃん達にも気軽に利用してもらいたい」
集会所に、子供達の元気な笑い声が戻ってくる日も間近かだ。
しんわだい文庫
【Data】
場所:神和台集会所1階図書室
神和台2丁目11-10
文庫開催日:第1、3土1時から3時
(このほかに未就園児と保護者対象に午前中月2回開催予定・曜日は未定)
利用は誰でも可(無料)貸出あり
問い合わせ:こちらまで(魚住さん)
(2014年12月26日) (大道)
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