年末年始営業のおl知らせ
消費期限と賞味期限の違いって?
皆さんは食品の賞味期限と消費期限、違いを知っていますか?
期限が切れたら食べちゃダメ!という基準じゃないの?
と思われている人も多いのでは?
一言でその違いを説明すると
・賞味期限 メーカーが保証するおいしく食べられる期限
(缶詰、カップ麺、レトルト食品など比較的劣化が緩やかなものに記載)
・消費期限 安全に食べられる期限
(弁当、刺身、総菜など品質劣化が早いものに記載)
つまり、
賞味期限の記載のある食品は、その期限が切れてもすぐに食べられなくなるわけではない
のです。
まだ食べられる食品を捨てていた⁈
リフォーム工事会社を経営する川脇龍二さんは、ある日何気なく聞いていたカーラジオのインタビューで、賞味期限が少し切れただけで廃棄される食品が多いことを知り衝撃を受けたという。
放送を通してフードロス削減のためのNPO日本もったいない食品センターの活動を知り、自分も食品ロスを活用する一端を担いたい。と、同センターの運営店として食品ロス削減ショップecoeatを2024年7月垂水区学が丘にオープンさせた。
店内は宝探しのようでワクワク
店内には、ジュースや水、お菓子やカップ麺、袋菓子、冷凍食品など250アイテムほどが並ぶ。
川脇さんが週に1度大阪本部から仕入れるほか、店舗独自で仕入れる商品もある。
ほかのスーパーと大きく違うところは、
同じ商品が在庫として常にあるわけではないこと。
昨日あった商品が今日はないかもしれないし、新たな商品に出会える可能性もあるということだ。
実際に「毎回が宝さがしみたいで楽しい」と通ってくるお客さんも多いのだとか。
賞味期限が食べてはいけない期限ではない。という認識さえあれば、お得に食材を手に入れられる。
私にもできる社会貢献
「日本は安全基準が厳しく、まだ食べられるのに・・・という食品が数多く廃棄されている一方で、食べたくても食べることができない人が大勢いるというジレンマ。そんな社会の凸凹をすこしでも改善したい」と川脇さん。
エコイートでは、食品の販売だけでなく、食品が余っている企業から子ども食堂や福祉施設、生活に困窮する方々への譲渡活動も行っている。
大切な食材を無駄にすることなく活用する。
食品ロス削減ショップで買い物をすることも私たちができる小さな社会貢献の1つになるのだ。
垂水区内の企業と手を取り合っていきたい
同店舗での販売のほか、イベントなどで食品ロスについての啓発活動も行っている川脇さん。
「今後は垂水区内の企業と連携して、食品ロス削減やSDGs(貧困をなくす、差別のない社会を作る、地球環境を大切にする、などの目標を持って国や企業が活動する)をより身近なものとして、少しでも多くの人に感じてもらいたい」と話す。
まずは小さなことから
いつか使うかも?とついつい溜め込んでしまう紙袋。
同店では、紙袋をレジ袋として再利用。
「いつか」が「今」必要になるって素敵なことですよね。
いつもの買い物気分で1度行ってみては?
きっと、楽しい発見がありますよ。
【Data】
垂水区学が丘4丁目10-27
電話:078-754-9305
営業時間:月~土 10時~19時
日・祝 10時~18時
定休日:木曜日
同店のInstagram
(2024年11月現在) (大道)