「五色山にある大正時代の洋館がこのままだとマンションになってしまうかもしれない。
郷土の歴史、大切なものを何としても守らねば!」
歴史が大好きで特に古い建物に造詣が深い九郎右衛門珈琲(くろえもんコーヒー)のオーナー酒井さんから、かつて五色山にあったスパニッシュコロニアルの別荘群の最後の一軒の洋館の話を聞いたのが2022年の秋のこと。
垂水駅からの徒歩圏にそんな立派な洋館が?
想像がつかないまま見学に行くとー
想像をはるかに超える広さ、そして凝った作り。
建造物に全く疎い私でも、目を見張るものばかり・・・
確かにぜひ残しておきたい!という酒井さんの思いが分かる。
広い庭をガーデンカフェに、眺めの良い二階でコンサート、キッチンを改造して料理教室になどなど
いろんな構想が膨らんでいる様子。
「垂水の活性化につながるように広く活用できる洋館にしていきたい」
1917年の建築から100年余りの時を経て、どんな風に生まれ変わるのか
垂水に古くて新しい交流の場ができるのが大いに楽しみだ。
洋館の見学希望の方は
垂水小学校東側にある九郎右衛門珈琲店店頭に直接連絡を
(2023年8月現在) (大道)