清水が丘2丁目の開発

最近、清水が丘2丁目付近が次々と宅地開発、
どんどん家が増えています。
整地しているところを、何気なく見たら、
何と石がゴロゴロ。

この辺りは六甲山系の西の端、
だから土地を掘ると、六甲花崗岩がゴロゴロ出てくるというわけです。

すぐ横にある舞子墓園にも石がゴロゴロ。
同墓園内には「舞子古墳群」として、「石谷の石窟」と呼ばれる、古墳時代(6世紀頃)の横穴式古墳数十基あったそうですが、現在は数基のみ、しかも年々風化が進んでいます。

昔の写真です。
今はもうここまで残っていません。

もう少し西の大歳山遺跡付近でも、整地時に出た花崗岩を石垣として利用している家が多く見られます。
現在、舞子多聞線として道路が通じていますが、昔は山道しかなかったそうで、開発時この辺りから銅鐸(投げ上銅鐸)も出土しました。

舞子から朝霧にかけて、たくさんあった古墳も、昭和からの宅地造成でずいぶん姿を消しました。

(2022年12月)     (堀)

 

 

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