国の史跡である五色塚古墳は、明石海峡を望む段丘上に4世紀後半に築かれた前方後円墳。
昭和50年に全国初の築造当時の姿に復元された古墳公園として開園、その後の調査で見つかった外濠は史跡に追加指定されたものの未整備のままとなっているそう。
史跡を将来にわたって適切に保存・活用するために必要な整備に関する計画として、
学識経験者、地域自治組織代表、関係部局による、有識者会議を開催、
2018年度・2019年度に「史跡五色塚(千壺)古墳 小壺古墳整備基本計画」が決策定された。
「学びとふれあいのゾーン」「多目的広場」など、現在ほぼ活用されていない外堀周辺の土地に施設ができるとか。
「兵庫県最大の前方後円墳」というだけでなく、古墳時代の大きな一拠点として重要な史跡であることが、最近やっと話題になってきている同史跡。
神戸市内の小学生の学びの場としてだけでなく、区民や区以外の訪問者にも、大いにアピールできることはいいことだと思う。
●計画地図は神戸市「史跡五色塚(千壺)古墳 小壺古墳整備基本計画」より●