現在書家として活動するRieさんが、書道を始めたのは小学2年生の頃。
書き手の個性を大切に書く楽しさを教えてくれた先生のもと、メキメキと上達して、中学3年生で学生の部最高の特待生に。
進学、就職と生活が変化する中、書道に割ける時間が少なくなっても、墨の香りをかぐことでリフレッシュ、集中できることに喜びを感じていたRieさん。
大きな転機となったのが、ずっと師事していた書道の先生の死。
いつでも行ける「居場所」を失って、改めて自分の中での「書く」ことの大きさに気づいたという。
以来、仕事をしながらその時に感じたこと、想いを「書」と共に日記風にブログで発信を続けた。
ブログを通して仕事の依頼が少しずつ入るようになり、OLを辞め5年前から書家として本格的に活動を開始。
現在は2児の母として子育てをしながら、ギャラリーでの書道展のほか、依頼に応じて命名書、退職祝いなどの筆文字ギフトの作成など活動を続けている。
「手書きの良さ、ぬくもりを感じてもらえる作品作りをしていきたい」
個性が出る「字」の大切さを改めて感じる。
問い合わせ・作品依頼は
書家Rie:kobe.rie.syoka@gmail.com
(2022年3月現在) (大道)