今年4月にオープンした、「みんなの家 セラビィ」。
国道2号線の南、平磯の明治時代の古民家を利用、「トトロの家みたい」と利用者が口をそろえるほど、懐かしい雰囲気。
代表の大島みさこさんは、
「みんなが居心地よく過ごせる場所、ゆっくり、のんびりできる居場所を作りたい」と以前から思っていたそう。
保育士として20数年、介護関係のスタッフ教育や、自身も介護士として働く一方、ある大学の子育て支援の運営を任されるなど、多岐にわたっての人とのかかわりの中で、さまざまな経験を積んできた。
「セラビィ」とは、フランス語で「人生ってそんなもの」という意味だとか。
おかあさんがゆっくりくつろげる場所、
子どもが安心して遊べる場所、
「肩ひじ張らず、おばあちゃんちにきたみたいにのびのびと楽しくくつろいでほしい」と大島さん。
古民家の日本間から、明るい庭が望め、中央には子どもを見ながらくつろげる大きなソファ。
子どもの遊び場としても、このソファは楽しそう。
おもちゃや絵本、おむつ交換の場所まで、子どものための用意は万全。
ランチタイムはちゃぶ台で、横の台所には冷蔵庫や電子レンジ、ポットなど完備、
コーヒーも各自で飲みたいときに。
子どもの為だけでなく、おかあさんがくつろげる空間になっているのが嬉しい。
利用サービスとして、
「つどいのひろば」・・・0歳から3歳児(未就園)の子どもと保護者、妊婦さんが、同じ場所を共有して過ごす、子育てひろば。
「まなびのひろば」・・・対象は保育士、子育て支援員、介護士など対人援助職。その他どんな業種の方も。講師によるセミナーなど、参加費が必要な場合も有り。
他にもイベントや、レンタルスペースなど、さまざまなサービスを提供している。
2号線から、昔の細い道路を、曲がったり、進んだり。
初めて来る人は、ちょっぴり不安を感じる道だが、「トトロ」の世界に足を踏み入れるような、不思議な感覚も。
ちょっと勇気を出して、「セラビィ」の扉を開いてみては?
【Data】
垂水区平磯3-3-4
「つどいのひろば」
オープン 毎週木・金・土曜日 10:00~15:00
利用料金 1日 1000円
◎1家族おとな2名まで。3人目から1人1000円。
詳細「みんなの家 セラビィ」
E-mail: hiltgreen8@gmail.com
(2020年10月31日現在) (堀)