学校から帰るとキッチンからあま~いお菓子の香りが・・・。
なんて、素敵ですよね。
幼いころから母の作るパンやお菓子で育ったという射本裕子さん(垂水区在住)。
自身の授乳中にスイーツ作りにハマった。「自分の食べたものが直接こどもの栄養分になるのだから、どうせ食べるなら、美味しくて罪悪感のないものを」と考えたという。
現在小4、小1となった二人の娘さんの毎日のおやつはもちろん、朝食のパンも手づくり。
射本さんのお菓子作りにとって二人は、誰よりも頼りになる時にはちょっぴり厳しいアドバイザーだ。
植物由来の材料のみを使ってお菓子を作るナチュラルスイーツマスターを取得したことで、お菓子作りに自信がつき、2019年9月、お菓子作りの楽しさを伝えれたらとmama*skitchenを始めた。
射本さんの作るのは、たっぷりの生クリーム・バターではなく、豆腐やおからなどの素材を使う「ヘルシーでコクのある美味しいスイーツ」。
作り方が複雑だとなかなか家で再現できないが…
「mama*skitchenに参加して、こんなにあっという間にできるの??とびっくりされることも多い」という。
レッスンは、ほぼマンツーマンで行う。
受講者はインスタにアップしたメニューから、作りたいものを自由に選ぶ。
粉のはかり方、ふるい方など、本を見ただけではわかりづらいお菓子作りの細かいコツをアドバイスするのが好評だ。
「家で早速作った」
「美味しくて作りやすい」 などのコメントが届くという。
「お菓子が苦手な子が「これならいくらでも食べられる」とオリジナルレシピのクッキーをとても気に入ってくれた時は、本当にうれしかった」と話す射本さんのそばで、二人の娘が大きくうなずく。ママの味は二人の折り紙付きだ。
射本さんのオリジナルレシピは、20を超える。
ネットのサイトや本を見て様々なレシピを試し、材料の配合だけでなく、焼き加減、数日置いた時の食感など、細かい違いをすべてノートに書き留めている。
「料理というより実験。という言葉がぴったりかな」と射本さん。
自宅レッスンを中心に活動をしているが、今後は、
「家でレッスンをすることでよりリラックスしてお菓子作りを楽しんでもらえるのでは」と出張レッスンも考えている。
「手づくりの喜び、親子で作ることでの会話の楽しさなどを一緒に共有できたら」と射本さん。
もうすぐ夏休み、親子でお菓子作りを楽しんでみては?
【Data】
mama*kitchenの詳細は、インスタmamas.k.sweetsで
(2020年7月現在) (大道)