2018年 イカナゴ事情②

今日で解禁から10日ほど。
去年に比べたら、水揚げもそこそこ、値段も少しはましですね。
初日はキロ2000円前後で始まったイカナゴですが、次の日から3000円前後で推移、やはり昔に比べたら、割高です。
今日垂水駅周辺では2000円ちょっとと、久しぶりに値段が下がりました。
ちょうど炊きやすいお手頃サイズで、大きさも揃っていてきれいでした。
ひと昔前の熱気は感じられませんが、今日もどこかのテレビ局が取材に来ていました。

上高丸のスーパーでは
変わらず3000円

くぎ煮は高くて無理だけど、釜揚げくらいはと思ってみると、小さなトレーでも600円ほど。

600円のトレー、
釜揚げにしてもちょっぴり。

小鉢の副菜がせいぜいで、かき揚げなども無理な量、やはり高いですね。
午後訪れた上高丸のスーパーでは、変わらず3000円。
買い手が少ないのか、すでにプライスダウンしていました。
母から子へ、今教えてもらわなければ、イカナゴを炊く人がこれからはどんどん減っていくかもしれません。
せっかくの垂水の庶民文化、獲りすぎで漁獲量が減る危機と、炊いていた人が次の世代に教える機会が少なくなりすたれていく危機、
今岐路に立っているような気がします。
(2018年3月)      (堀)

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