直売所
明日、巻きずしを作るため、今日ノリを買いに神戸市漁業協同組合直売所へ。
昭和34年に神戸市の7漁協が合併し、同組合は発足。垂水漁港はその本拠地。
神戸市の漁業の中心になっている。
明石と須磨に挟まれて「垂水」の知名度が少々低いのが残念だが、
定期的に「漁業デー」なども開催、区民に喜ばれている。
神戸市漁協の操業範囲は、西は朝霧辺り、大阪方面はほぼ全域で、南は友ヶ島までと広く、
直売所では主に同漁協で水揚げされた魚などの加工品を販売をしている。
「須磨海苔」はその中でも、いかなごのくぎ煮などと並んで主力商品。
ちょっとした贈り物に、食卓のお供に。
垂水の海はつやを出すリンや、ノリの黒い色に必要な窒素が多く含まれ、
明石海峡の潮流が常に豊富な栄養を運んでくるので、タイやタコなどの魚類だけでなく、
ノリも豊かに育つ。
色が濃くて光沢があり、味・香りともに強く、厚手のノリとしてファンも多いとか。
年間、全国の生産量の約1パーセントにあたる1億枚(約21センチ×19センチ)生産されているそう。
贈り物としても重宝され、自分で炊いたいかなごのくぎ煮につけて送る人も多い。
またノリ以外にも、ちりめんじゃこやワカメ・魚など、塩干や佃煮として、
様々な商品が販売されている。
魚も調理済みのタコや、カツオのたたき、鰆のみそ漬けなども。
すぐ後ろには垂水漁港に漁船が停泊。
たまには垂水で獲れた海産物を贈答用に使ってみるのもいいのでは。
(2017年2月) (堀)
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